2011年7月6日水曜日

ウォークディスウェイ

エアロスミスのレコードが激安だったので買ってみた。

彼らの音源を買うのは初めて。



単なる大味なハードロックではないです。

いいです。


みくびっていました。
ごめんなさい。

2011年5月26日木曜日

血と肉とアフロと短髪

「映画はなくても生きていけるけど、音楽はなくては生きていけない」

高校時代、友人が言った言葉。

その時は「ふーん、そうか」と思ったけど、
今では「そうだ」と言える。

高校時代に時代の寵児といわれた、とあるバンドの新譜を聞いて
ふいにその言葉を思い出した。

ちょっと前の話だけれど。




強靭なアンサンブル。

摩訶不思議なギターリフ。

ギターとベースが時折ユニゾンして。

リズムに忠実なカッティングが心を踊らせて。

メロディの転調具合が巧みで涙腺が緩んで。

おまけにアフロだったギタリストの頭は短髪だ。




こんなの、彼らにしかできませんでしょう。


僕らが高校生の時、流れ星のように
いや隕石のように現れた音楽。

2000年代のロックンロール・リヴァイバルは彼らから始まった。

ギターの音色も、歌い方も、当時の曲の構成からしても、
ついでにファッションも、度肝を抜かれた。




1個前のアルバムが
裏の裏を読んだ内容だったので
今や彼らに期待しちゃいなかったけど、

今回のシングルカットの曲を
ラジオかなんかで聴いた瞬間に
一瞬で当時の感覚がビビッと湧きました。


すでにオールドファッションっっっドな感じはひとつもないけど。
アルバムにはそっち方面にいったらダメでしょ、って曲ばっかり入ってるけど。


でもビビッときました。1曲で夜中に1人で踊りました。いろいろどうでもよくなりました。




クラブでかかるミニマルな電子音楽とか、アウトドアで機能するようなオーガニックな音楽もいい。

でも僕はずっとロックバンド音楽が一番好きだ。
内に籠っていく感覚をかたちにしてくれるのはいつもロック音楽でしょ。

こういう音楽はずっとベッドルームミュージックでいいんです。
1人で聴いてりゃいいんです。


やっぱり、こういうバンドがいてくれるから
生きていける。

いろいろと経験して
ひとまわりしてそう思う。

血と肉になってる。



でもやっぱり、この曲以外はゴミ。

2011年5月5日木曜日

古本市


5月3日に
大曲の花火商店街にある「和装 はきもの 加藤」さんで開催された
『古本市』にお手伝いとして参加させて頂きました。


出品者の数は多くはないですが、
個性的な方々ばかり。

ご来店されたお客様よりも
私が数多く本を買ってしまいました。


普段よく読む小説は
苦手な古典の新約だったり、ずっと読みたいと思っていたけれど
手にすることのなかった江戸川乱歩など。

雑誌は古本市ということもあって
90代後半〜00年代半ばまでが多く、
今まで読んだことのなかった「流行通信」が目にとまりました。


あとはグラフィックものや民藝ものが多いのですが、
この古本市がなければ手にすることはなかった
「洋書」をひとつ手に入れました。

『STONE IS NOT COLD』という
世界の美術館に蔵されている歴史に残る彫刻作品を
ヘタウマな絵とコラージュしている本です。

例えば蛇の頭髪を持った女神「メデューサ」が
パーマ屋で「後ろは、こんな感じでいいですか?」みたいに
頭の後ろに鏡を当てられている描写とか。

高尚な彫刻を絵本の様に噛み砕いていて、
眺めているとほっとした気分になる本です。


いい本との出会いがある古本市でした。
定期的に開催されることを願っています。


そういえば、桜が咲きました。
例年よりちょっと遅い
春の到来です。

















cherry blossom front 346

2011年4月17日日曜日

コバーン

カート・コバーンが生前よくかけていた
サングラス



によく似ているバッジ。


お店にご来店された友人に頂きました。





今のところ毎日
シャツの胸ポケットのところに付けています。





いつも胸には「10代の魂のような匂い」






忘れちゃいけない

2011年4月10日日曜日

石ひろい




















今日は午前中から、近くの川に
石拾いに行ってきました。



毎日通り過ぎては、橋の上から眺めるだけだった河原。

初めて行ったその場所は
石がそこら中いっぱいに敷いてある河原を予想していたんだけど、
そこら中ぬかるみでした。


泥の中を長靴で歩きながら、直感で形の良さそうな石を拾う。
泥は触るとプルプルしていてまるでババロア。


川の水に触れるとヒヤッと冷たくて、
日差しのあたたかさとのギャップが新鮮で、
自然に直接触れている実感がありました。


すぐそばに鮭を育てるプールがあり、
明日午前10時から、大曲小学校の児童たちが
そこに稚魚を放すそうです。
途中で現れたおじいさんから、「是非きて」と誘われました。



この前の余震と停電でなぜか気が滅入っていたんだけど、
今日は美味しい空気をたくさん吸って気分が和んだ。

いい休日。














おでん

2011年4月4日月曜日

頂き物



友人からお土産に貰ったまつぼっくり。

あんまり形がいいので、思わず地面に手が伸びたそうです。




かさの開き具合が、たまらなく、いい。

先日のチャリティーマッチのカズ並に、ベストコンディションです。


ひっくり返してみると、



























これがまた、たまらなく、愛らしい。





以上、素敵な頂戴物の話でした。













pine cones

2011年3月31日木曜日

PUNKISNOTDEAD

4月22日(金)開催の
音楽の園『So 艸 So』。


詳細はコチラ↓






大曲のパンク侍

背中にはいつも「BACK DROP」の刺繍

この男の叫びを、全身全霊で受け止めろ。


2011年3月30日水曜日

ジャケ買い

イノウエレコードさんで
店頭に飾られていたCD。


一目惚れしてしまった。
ジャケットに。




















よしきた、
貯めていた「なかよしカード」をフルに使って、
久々のジャケ買い!


ジャケで選ぶのって
懐かしくてワクワクするのに、

開封したら聴く前にまず
iTunesに取り込んでしまっている自分にゲンナリ。

クセになっている...。



第一発目は、爆音で聞くべし。



スローガンとしていたはずのこの言葉を胸に、

今日は帰ったら家族に迷惑をかけながら
CDでも聴こうかなと思います。

2011年3月17日木曜日

1週間

地震が発生した3月11日から、もうすぐ1週間が経ちます。
この1週間はあっという間に過ぎたようで、自分としては酷く長く感じた1週間でもあります。


停電になり、人生初のロウソクで過ごした夜。
あの夜が1週間前に起こった出来事とは思えません。

それくらい、普段の生活の感覚に戻ってしまっているという事です。


ガソリンや灯油、食料が不足していても、
「そのうち復旧するだろう」
「無くなったとしても生きてはいける」
「買い占めはいけない」

といった、色々な思いが自分の中で
交錯し、葛藤し、結局のところ他力本願で、

「周りがなんとかしてくれるだろう」
「自分の力ではどうしようもない」
「状況に身を委ねるだけ」
と、毎日TVやツイッターの情報を見守るだけの自分が
嫌になってくる始末です。



そんなこんなで過ごしているこの1週間ですが、
自分達でも、今できることをしよう
と、はじめました。



















PROPS 募金 

※プロップ 
(PROPは「支柱」や「支える」といった意味があるそうです。みんなで東北を支え合いましょう!) 
秋田県南で御協力頂ける店舗・会社に募金箱を設置する、という活動です。




協賛してくださっている方は以下のとおりです。 

gomashio-kitchen(美郷町) 
CHOU CHOU(横手市) 
TOMOSU CAFE(大仙市) 
RUSH BAR(大仙市) 
Hair Cut FUN(大仙市) 
ラーメンショップ105(大仙市) 
PANYA-KATO-(大仙市) 
和装はきもの・小物 加藤(大仙市) 
茶房バティック(大仙市) 
グリーンロッジ(大仙市) 
OBJET Hair&Salon(大仙市) 
菓子司つじや(大仙市) 
黒沢時計店(大仙市) 
仙北印刷所・秋田民放社(大仙市) 
H A N A L E G I(大仙市) 
(3月17日現在) 

協賛してくださる法人・個人の方は、 
下記の総合案内「ライセンス」までご連絡下さい。 
募金箱を至急ご用意します。


よろしくお願い致します。 



すべてのお問い合せ先は、 
下記の総合案内「Lighsense/ライセンス」までお問い合わせ下さい。


総合案内
Lighsense/ライセンス
TEL/FAX 0187-73-8059
MAIL  lighsense@plum.ocn.ne.jp


追 記

日本赤十字社より口座も開設されております。
直接募金されたい方
詳しくは日本赤十字社のホームページへどうぞ。


日本赤十字社

義援金窓口1  
■ 郵便振替(郵便局)
口座記号番号   00140-8-507
口座加入者名   日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間     平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)

※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※郵便窓口でお受取りいただきました半券(受領証)は、免税証明としてご利用いただけますので、大切に保管してください。
※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。



義援金窓口2
■ 銀行振込
三井住友銀行:銀座支店 (普)8047670
三菱東京UFJ銀行:東京公務部 (普)0028706
口座名義 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)

ゆうちょ銀行:〇一九店(ゼロイチキュウ店) (当)0000507
金融機関コード 9900
店番 019

受領証が必要な方は、日本赤十字社ホームページから事前登録をお願いいたします。

※同一行内(本支店間)での振込の場合、振込手数料は免除されます。
※ゆうちょ銀行への送金については、振込手数料がかかります。


義援金窓口3
■ クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easyによるご協力
詳しくは、日本赤十字社ホームページをご覧ください。

※「寄付目的」の選択項目で、義援金名(東北関東大震災義援金)を指定してください。
※寄付金額は、2,000円以上から受け付けています。



[担当窓口]日本赤十字社 東北関東大震災義援金担当
Tel: 03-3437-7081  E-mail: info@jrc.or.jp



※この度の企画、
東日本大震災救援募金『PROPS/プロップス』では、
現在、日本赤十字社へ各種申請を実施しております。
(日本赤十字社ロゴ使用、リンク使用等)

2011年3月7日月曜日

サイヤ人

週末にあった出来事。
















土曜日に
友人の結婚式で流すムービー撮影のため、
今年初の海へ。


先週はずっと雪の日が続いていたので
天候が心配でした。

いざ海へ行ってみると
雪もなく絶好の撮影日和...、と思いきや、
風の強いこと強いこと。


風に煽られ、新郎の髪型はまるで
スーパーサイヤ人。





















寒さのため表情も強ばり、
10歳くらい老けて見えます。


さてさて、
撮影は困難をきわめましたが、
なんとかクランクアップ。

いいモノが撮れたと思います。



新郎新婦のお2人には
浜辺を全力ダッシュしてもらったり、
2人で愉快なダンスをしてもらったり、
わがままを聞いてもらいました。


寒い!寒い!いいながらも、
カメラマンの私は笑いっぱなし。


久しぶりに腹の底から笑った。

そして久しぶりの海はとても心地よかった。
楽しい時間を本当にどうもありがとう。



先週からずっと考えているストーリーが、
少しずつ形になってきています。

プロフィールビデオ、期待しててください。

2011年3月5日土曜日

腰が痛い

雪が降り続いています。


大雪の一月に戻ったような雲模様。
もう春か、なんて陽気に騙され油断していました。

久々に雪よせをするとなまっていた身体が
すぐに悲鳴をあげます。


雪をよせ始めて10分くらいで

「ん、腰がいたい」
と感じるのは、

やはり歳のせいでしょうか。


そんな私はついこの間27歳になったばかり。
「まだまだ若い!」
と自分で自分に鞭を打たねばなりません。



そんな無能な男の覚悟をよそに、
雪は降り続きます。


しんしんしん...



2011年3月4日金曜日

ビデオ制作

3月26日に友達の結婚式があります。

披露宴で流すプロフィールビデオを制作しているのですが、
その構想を練るのがまた楽しいったらありゃしない!


映画仕立てに作ろうと思っているのですが、
新郎新婦には何て言われるのかちょっと心配...。

映像の撮影を週末に控えていて
今さっき段取りが固まりました。

どんな作品になるのか!?
会場でご参列の皆様にはどう映るのか!?

ちょっと心配ですが、なんだかすごくワクワクしています。


久しぶりの感覚。

大事にしていこう。

2011年3月2日水曜日

開店祝い

明日3月3日(木)の雛祭り、

友人がはじめる¥1,000カットの美容室がオープンします。



そのお祝いにと、お店に置ける植物を買って
真っ白の鉢に植え替えてみました。



¥150のミニ観葉植物を2・3個いっしょにして、ひとつの鉢に。

組み合わせがああだとか、こうだとか
言いながらホームセンターで一人、
鉢の上の「庭」を想像しながら選んだ植物たち。


まるで盆栽のような楽しみ方ができました。


白い軽石を敷いていますが、これを苔にしてみたら、
どシブなハチ盆栽が出来上がりそうです。


花の咲いた姿の美しさに見とれ、
まだ蕾も生えていない「胡蝶蘭」も
衝動買いしてしまいました。


春に向けて、家では花を鉢植えして咲かせていきたいです。

楽しみです。

2011年2月26日土曜日

ホジホジ




















赤いチョンマゲとリボンを付けた
女の子のような顔をした耳かき。

中学校あたりからずっと愛用しています。


今日は仕事を終えて帰宅し、
真っ先に「耳かき」を始めました。


この、もはや自分の右腕のような耳かきで、
ホジホジ...


ホジホジ...


三半規管に届きそうな勢いで、
ホジホジ...


ホジホジ...




人が夜中に耳かきをするのって、理由があると思います。

私の場合は「音に敏感になるため」。



「耳かき」をすると、聴いている音楽の中の、
聞こえない音が急に聞こえてきたり

道を歩いているときに、
川の流れだとか虫の飛ぶ音だとか
普段は聞こえないような音が突然聞こえてくるような、

そんな気がしてしまいます。



なぜ今日それを帰宅後すぐに
やっているのかというと...






















2011/02/26(sat) 

@ R U S H B A R (JR大曲駅西口前) 

OPEN 20:00 / START 21:00 

▼TICKET 

■Girls Free!!!!! 
☆女性入場無料!! 

■ADV 1,000yen(+1D) 
☆前売チケットの取扱はRUSH BAR(20:00~27:00)にて 
受付けております。(日曜定休日) 

■W/F 1,000yen(+1D) 
☆フライヤーを当日持参して頂くか、またはフライヤーの画像を 
携帯電話などに保存して当日拝見させて頂けますと前売(ADV)チケットと 
同じ取扱いとさせて頂きます。 

■DAY 2,000yen(+2D) 
☆今回から当日入場もドリンク2杯付きとお得! 


* DANCE 

_ B E a t r i p 

* VJ 

_ D O N 

* DJ 

_ A - G o 
_ D o s a n c o 
_ I c h i y o h 
_ I s s h a k u 
_ K i m r o c k 
_ M i u r a 
_ M o n 
_ N o S c r a t c h 
_ Q B O 
_ S h i n - Z e e 
_ S u k i m a 
_ S U S 
_ Y a s 

________/_/_/ 






明日26日には、こんなイベントが待っているのです!


大曲では唯一無二のハイクオリティなミュージックパーティ。




今から耳をかっぽじって、DJ陣の出す音を
よりベストな耳で聴かなくてはなりません。


ホジホジ...
ホジホジ...

2011年2月23日水曜日

春のおとずれ


2月19日は「雨水(うすい)」。


ここから先はもう雪が降らない、という日らしい。
それからというもの、本当にパタリと雪が降らなくなりました。


ここ2・3日は朝から空がカンカン照りで、春の風も肌で感じられるように。
夜には月と星たちがまぁ見事な輝きっぷりを見せてくれます。


車を降りて歩いてみると、春の匂いが鼻をついて
「春だなぁ…」なんてつぶやいてみるのですが。


季節は駆け足で移ろいでいるのに、気分は冬のまんま。
なんだろう、時の流れに追い越されているような、この感覚は。


なんだかスッキリしない春の訪れ。
俺はひとり取り残されている。俺はひとり取り残されてい〜る。


2011年2月22日火曜日

左馬

先日角館で購入したイタヤ細工の「左馬(ひだりうま)」。




「頭が左向き」に飾ると縁起が良いとされています。

良いことをパカパカと運んでくる左馬。



良いことは右からやってくるのか。

ということは競馬も、観客席から見ると左向きにゴールする「右回り」の競馬場の方が当たりそうだ。


いや、スタートのとき左を向いている「左回り」がいいのかな。

ややこしい…。

2011年2月21日月曜日

ビクター犬

日曜日に大学の友人が秋田に遊びに来て、一緒に角館観光を楽しみました。

晴れ模様の午後の、強い日差しを受けながら
桧木内川のゆったりとした流れを眺める。

風はまだ肌寒いものの、青空の下の空気は、
どこか春めいた、
何だかワクワクしちゃうような匂いがしました。



角館には花見とか祭りとか、生活する上で何度も訪れてはいるのですが、
この日ぐらい武家屋敷通りをしっかり観光した事は今までなかったのです。

武家屋敷を巡っていたのは3時間くらい。そのうち2時間余りは「青柳家」にいりびたる。


敷地の広い屋敷をただ散策していくのかと思いきや、武家時代から伝わる青柳家のコレクション展示に圧倒される...。
甲冑や陶器にはじまり、文明開化の音がする「蓄音機」まで...。




日本における蓄音機のパイオニアなのでしょう、ビクター。
今でもロゴマークに描かれている「ビクター犬」は
この時代(1900年初期)から存在していることを初めて知りました。

ビクターって、蓄音機から始まった会社なのかな。



こんな風に、色々な発見がまだまだあります「青柳家」。

コレクションの所蔵数3万点以上というから恐るべし...。

ブログペチカ

はじめまして。
今日からこのブログを始めます。


ペチカとは、ロシア語で「暖炉」。


暖炉は
火が消えそうになったら薪を割ってくべる。
すると部屋中に心地よい温度をずっと保つことができる。

手間がかかるけど
手間ひまをかけてさえいれば、長い間快適な居心地で過ごしていられる。


そんな暖炉のような暮らしをしていきたい、と考えています。